近年増えている「別居婚」の意外な実態とは?婚活のプロが感じたメリットとデメリット
近年増えている、別居婚の意外なメリットデメリット
こんにちは、恋愛・結婚アドバイザーの植草美幸です。 婚活業界では住んでいる場所にこだわらずに出会えるのが当たり前になってきました。それは結婚後も同じで、交通網や通信が発達し、仕事もリモートでできる今、夫婦だからと言ってべったり一緒である必要は必ずしもなくなってきているのです。 別居婚ってなに?メリット・デメリットや事前に知っておくべき知識とは こうあるべきと必要以上に考えないほうが、上手くいくのが婚活や結婚。とはいえ、結婚したらマイホームで一緒に暮らすのが前提と考えられてきた時代が長いですから、どんな心構えで、どんなメリットやデメリットがあるのかは知っておきたいもの。実例を交えてお伝えしていきましょう。
1 仕事を変えなくていい
ひと昔前までは、転勤が多い男性と結婚すると女性は専業主婦となり、転勤先に同行、子どもが生まれると旦那さんが単身赴任を選択するというケースが一般的でした。しかし、別居婚が許容されれば、それぞれが利便性の高い場所を選択できますし、結婚相手の都合で女性が仕事を辞める選択を迫られることもなくなります。さらには、男女問わず転勤のある仕事も選択しやすくなりますよね。
2 ひとりの時間が作りやすい
結婚後、ひとりの時間が欲しいという声はよく聞きますが、別居していると仕事以外はプライベートとして自由に動けるので、趣味や資格の勉強など、自分のためだけに使う時間を切り分けやすくなるのも利点です。仕事の面でも、DINKSだとお互いのリモートワークがバッティングして場に困り、寝室やリビングでなんとか会議をこなしている……なんてケースもありますが、それも別居していれば自宅をホームオフィスとして快適に使えます。
3 夫婦の時間を大切にできる
別居婚で週末など限られた時間を共有するということは、「次に会うときは何をしよう」と考え、会ったときには中身の濃い時間を過ごせます。話題についても、転職や住居の話から、家電の買い替えなど、話題は日常的なことでも準備をしてきちんと話そうという気持ちになるもの。実は、一緒にいる時間が長いからといって、話し合いやコミュニケーションが深まるとは限らない面もあるのです。