山形知事選に現職と新人が立候補
任期満了に伴う山形県知事選が9日告示され、いずれも無所属で、5選を目指す現職の吉村美栄子氏(73)と、新人の自営業、金山屯氏(84)の2人が立候補を届け出た。26日に投開票される。 吉村氏は昨夏の豪雨災害からの復興・復旧を最重点に、防災・減災による安全・安心な暮らしの実現や関係人口と交流人口の拡大などを掲げる。自民、立憲民主、国民民主、共産各党のほか、県内全35市町村長が支援を表明している。 無投票阻止を訴えて立候補した金山氏は、選挙事務所や選対本部を設けず、選挙活動もJR山形駅前での街頭演説に限定。性的少数者のカップルなどの家族関係を証明する「パートナーシップ宣誓制度」の廃止などを訴えている。