混ぜて、冷やして、プラスαの食材を添えるだけ!ヨーグルトの腸活おやつ2品
甘いものが食べたくなったら、ヨーグルトのおやつはいかがですか? ヨーグルトはヘルシーな上に、腸にもいいことだらけなんです。一緒に食べるとより腸活になる食材をプラスすると、さらに効果的。ということで、混ぜて冷やすだけで作れちゃう、おいしいおやつレシピを2品ご紹介します! 【画像で確認】「和風ヨーグルトパンナコッタ」乳酸菌を生きたまま腸に届けるには ■どうしてヨーグルトが腸にいいの? ヨーグルトが腸活にいいと言われるのには、3つのワケがあります。 その1 乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌がとれる。 その2 有害物質を作る悪玉菌を減らし、腸内環境を整える。 その3 乳酸菌の種類によって、免疫機能を活性化させ、風邪や感染症のリスクを下げるものも。 では、ヨーグルトはどういう食べ方をするのが効果的なのでしょうか? (1)空腹時は胃酸が強いため乳酸菌が腸に届きにくいので、食前より食後に。 (2)乳酸菌の種類にもよるが、50~60℃以上の加熱で死んでしまうので、温めるなら人肌程度に。しかし、死んだ菌も善玉菌の餌になるのでムダではない。 (3)ヨーグルトに不足しているビタミンCや鉄、善玉菌の餌となる食物繊維やオリゴ糖を一緒にとる。 これらのポイントを踏まえて、ヨーグルトの腸活おやつ2品のレシピを紹介します! ■和風ヨーグルトパンナコッタ さっぱりなめらかな味わいが甘いゆであずきと好バランス 【材料】(約150mlの器4個分)*1人分162kcal/塩分0.2g ・プレーンヨーグルト・・・ 200g ・牛乳・・・ 1と1/2カップ ・はちみつ・・・ 大さじ3 ・粉ゼラチン・・・ 5g ・ゆであずき・・・ 適量 【効果UP食材】 あずき 善玉菌の餌となる食物繊維をたっぷり含む。 【作り方】 1. 小さめの器に水大さじ2を入れ、粉ゼラチンをふり入れてふやかす。 2. 小鍋に牛乳を入れて弱火にかけ、はちみつを加えて混ぜながら溶かす。沸騰直前に火を止め、1を加えて混ぜ、粗熱をとる。 3. ボウルにヨーグルトを入れ、2を2~3回に分けて加え、そのつど泡立て器で混ぜる。 4. 器に等分に入れ、冷蔵室で2時間以上冷やし固める。食べるときにゆであずきをのせる。 POINT 牛乳を人肌くらいまでさましてからヨーグルトに混ぜ、なめらかな口当たりに。 ■フローズンストロベリーヨーグルト サクサクとしたグラノーラが味&食感のアクセントに 【材料】(2人分)*1人分194kcal/塩分0.1g ・プレーンヨーグルト・・・ 200g ・いちご ・・・8粒(約150g) ・はちみつ・・・ 大さじ3 ・グラノーラ・・・ 大さじ2 【効果UP食材】グラノーラ 仕上げにのせて、手軽に食物繊維を補う。 【作り方】 1. いちごは縦半分に切る。 2. ファスナーつき保存袋に1、ヨーグルト、はちみつを入れ、いちごを潰しながらしっかりもみ込む。 3. 空気を抜いて、口をしっかり閉じて平らにし、冷凍室に約2時間入れて冷やす。取り出してさらにもみ込み、冷凍室で2時間以上冷やし固める。 4. 袋の上から少しもんでから器に盛り、グラノーラを等分にのせる。 POINT 袋の上からもむだけ。凍らせている途中でもう一度もみ、口当たりよく。 * * * 材料を混ぜて、冷蔵庫で冷やし固めるだけでできるから、本当にカンタン。お子さんと一緒に作るのもいいですね! カロリー控えめで罪悪感なく食べられるので、体重が気になる方、ダイエット中の方もぜひ♪ ※はちみつを使っているので、1歳未満の乳児には食べさせないでください。 監修/牧野直子 レシピ考案/ワタナベマキ 撮影/川上朋子 スタイリング/しのざきたかこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田子直美 文=高梨奈々