陸上400メートルで佐藤「銀」 銅の伊藤智は最年長メダル
パリ・パラリンピック第3日(30日)陸上男子400メートル(車いすT52)で2021年の東京大会王者の佐藤友祈(モリサワ)が56秒26で銀メダルを獲得した。5度目の出場の61歳、伊藤智也(バイエル薬品)は銅メダルでパラの日本勢史上最年長メダリストとなった。 競泳男子400メートル自由形(視覚障害S11)の富田宇宙(EYジャパン)は3位だった。女子100メートル平泳ぎ(運動機能障害SB8)で宇津木美都(大体大)は5位、福田果音(KSGときわ曽根)は7位。 ゴールボール男子はウクライナに8―9で敗れ、1次リーグ2連敗となった。 テコンドー男子70キロ級の工藤俊介(ダイテックスホールディングス)は3位決定戦で敗れてメダルを逃した。ボッチャ男子(脳性まひBC2)の杉村英孝(TOKIOインカラミ)は1次リーグを突破したが、広瀬隆喜(西尾レントオール)は敗退した。アーチェリー男子コンパウンド個人(車いす、立位など)の大江佑弥(倉敷市役所)は1回戦でオーストラリア選手に敗れた。(共同)
佐藤友祈の話 超悔しい。力が付いてきたと感じるところはあったが、今回はマキシム(カラバン)の力が一枚上手だった。 伊藤智也の話 最低限の仕事はできた。(クラス変更があった)東京(大会)からの3年は無駄じゃなかった。