<見上愛>デビューから5年 “今でも電車移動”の飾らない素顔 俳優の枠を超え「いろんな表現が出来る人でありたい」
第3話(4月25日放送)で、海斗の父で巨大病院「天堂記念病院」の理事長だった智信(光石研さん)を殺害した犯人が明らかになった。先読みできない展開が続く本作について、「人間がどう変わっていくか、清い心でやっていたことが権力を手に入れたらどうなってしまうのか……その変化が見どころです。主人公の人間味があるところに面白さを感じます」と魅力を熱弁。
今後の見どころについては、「理事長選が始まって第2章がスタートするので、ここからはドロドロになっていきます。登場人物の感情がどう揺れ動いていくのか……。それぞれの関係性も変わってくるので、いろいろと推理しながら見てくださったらうれしいです」とアピールした。
◇CM出演で「声を掛けていただけるように」
2019年に俳優デビューを果たした見上さん。これまでに数多くの話題作に出演し、見る者に強い印象を残してきた。2022年からは「JRA」のCMに出演し、一気に知名度をアップ。「CMに出演させていただいてから、街で年上の方にも声を掛けていただけるようになりました」と変化を実感する。
一方で、テレビなどへの露出が増えた今でも、変わらず電車移動をしているといい、「今日も電車で(取材場所に)来ました。変装は全くしないです。体調管理でマスクをしているくらいですね」と笑う。
そんな飾らない人柄から、「友人たちは、私がたくさんテレビに出ていても何も変わらないみたいで、今まで通り接してくれています。ただ、映画が公開されるとみんなで見に行ってくれたり、ドラマを見て感想を送ってくれたり……すごくうれしいです」と笑顔を見せた。
俳優として駆け抜けた5年の間に大学を卒業。「今までは学生がメインで仕事もしているという感覚が近かったんですけど、社会人になったことで仕事をしているという意識がより強くなりました」とプロ意識が高まったという。
今後の俳優としての目標を聞くと「多彩な役に挑戦したいですし、俳優業以外にも、いろんな表現が出来る人でありたいです」と目を輝かせる。