「佐々木朗希は23歳の赤ちゃん」と米記者が不安視 ドジャースは過去5年で7人が肘手術の衝撃事実
ポスティングシステムでMLB移籍を目指す佐々木朗希投手(23)に故障の心配が指摘されている。すでにドジャース、パドレスら7球団と交渉したとみられ、具体的な絞り込みに入る。そんな中で「ESPN」のジェフ・パッサン氏がポッドキャスト「ベースボールトゥナイト」で「佐々木は23歳のまだ赤ちゃんだ。多くの時間が残されている。彼は腕に問題を抱えている。もし健康な状態でフリーエージェントになり、世界最高の投手としてプレーしたいなら優先事項だ」と健康管理を第一にあげた。 これまで何度となく肘の故障で戦列を離れ、一度もローテーションを維持できなかった。年齢的にもまだ完ぺきなプロの肉体になっておらず、時間をかけて仕上げていく必要がある。その観点から米メディア「エッセンシャリースポーツ」も「ドジャースは日本人選手の多くが移籍するチームだが、投手陣の健康を保てないという問題が障害となるかもしれない。人気チームであるにもかかわらず、懸念材料にもなる。ドジャースは選手育成は得意だが、健康管理は得意ではない。毎年、投手陣の6割がケガでチームを去っている。過去5年間で7人がトミー・ジョン手術を受けている。驚くべき数字だ」と指摘している。 昨季もカーショー、山本由伸、グラスノー、ミラーなどがケガで離脱し、苦しい戦いを強いられた。佐々木の移籍先の最有力とされるドジャースだが「投手陣は信じられないほど負傷しやすくトレーニング計画、採用してきたメカニクス、健康プロトコルに疑問が投げかけられている」。佐々木の判断に影響するか。
東スポWEB