27万人が来場した「コミケ103」には、ハイレベルなコスプレイヤーも多数集結！

2023年12月30日、31日に東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット103」(略称：コミケ103)。世界最大規模の同人誌即売会であり、同年最後の大型コスプレイベント…ということもあって、会場には大勢のサブカルファンが集結。2日間で27万人が来場する盛り上がりを見せた。 【写真を見る】大胆な衣装の「GANTZ」ヒロインをはじめ、ハイレベルなコスプレイヤー20組を紹介 ちなみに「コミケ」といえば、会場を彩るハイレベルなコスプレイヤーたちの衣装を通して、旬のアニメや映画、ゲーム、コミックなどを分析できるところも、参加するうえでの醍醐味の一つ。そこで本記事では、屋内外に設けられたコスプレエリアにクローズアップ。撮影させてもらったコスプレイヤーの写真を前後編の2回にわけて紹介する。 2日目(12月31日)の会場では、現在放送中のテレビアニメ「葬送のフリーレン」をはじめ、続編“死滅回游”の制作が決定した「呪術廻戦」、2024年1月より新章“エッグヘッド編”に突入する「ONE PIECE」など、“旬”のアニメ作品が人気で、これらのキャラクターたち(に扮したレイヤー)が勢ぞろい。 一方、ゲーム作品では「勝利の女神：NIKKE」「崩壊：スターレイル」「原神」「ニーア リィンカーネーション」「Fate/Grand Order」といったスマートフォンゲーム(一部、PCや家庭用ゲーム機でも遊べるタイトルもあり)のほか、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」や「ベヨネッタ」「デッド オア アライブ」といった家庭用ゲームのコスプレ人気も高く、これらのタイトルのヒロインたちも続々と集結。 衣装はもちろん、特徴的な武器も自作で用意したそうで、同じタイトルのキャラクター同士で集まり、“併せ”を楽しむグループの姿も各所で見られた。 この他にも、エナジードリンク「ZONe」公式アンバサダー・ぞん子や、「GANTZ」のヒロイン・レイカのフィギュアバージョン衣装を着こなすレイヤーなど、魅力的なコスプレイヤーが大勢参加しており、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのも印象的だった。 こうして大盛況のうちに終了した「コミケ103」に続き、次回の「コミックマーケット104」は2024年8月11日(日)、12日(月・祝)に開催が予定されている。 まだ少し先だが、はたして次回の開催時には、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか？そうした点にも注意しながら、最新のコンテンツをチェックしておき、「コミケ104」で答え合わせをする…というものおもしろそうだ。 取材・文／ソムタム田井