エクサムがフランスとの強化試合で負傷[写真]=Getty Images

　7月22日（現地時間21日、日付は以下同）。オーストラリア代表はフランス代表との強化試合へ臨み、試合終盤にダイソン・ダニエルズ（アトランタ・ホークス）のリバースレイアップで逆転し、最終スコア83－82で勝利した。 【動画】オーストラリアが競り勝ったフランスとの強化試合ハイライト！ 　パリオリンピックに向けたエキシビションマッチを6勝1敗と1分け（6月23日の日本戦）としたオーストラリアは、キャプテンのパティ・ミルズ（無所属）が24得点3アシスト、ジョシュ・ギディー（シカゴ・ブルズ）が20得点6リバウンド8アシスト、ダニエルズが14得点5アシストをマーク。 　だがこの試合の第2クォーターでダンテ・エクサム（ダラス・マーベリックス）がドライブした際に指を脱臼。ブライアン・ゴージャンHC（ヘッドコーチ）は「心配なことだ」と話しており、パリ五輪へ出場できるか微妙になった。 　196センチ97キロのエクサムは、ベンチスタートでエナジーを持ち込み、攻防両面でアグレッシブなプレーが光るガードだけに、ミルズはこう話していた。 「彼は僕らのグループですごく重要なんだ…。このチームは本当に固い絆で結ばれていて、困難な時も助け合わなきゃいけない。だから彼が大丈夫だと願っている」 　FIBAランキング5位のオーストラリアは、スペイン代表（同2位）、カナダ代表（同7位）、ギリシャ代表（同14位）とともに予選ラウンドのグループAで決勝トーナメント進出を目指して戦うこととなる。 　もしエクサムがパリ五輪へ出場できなくなった場合は、最終ロスターの12名から落選したマティース・サイブル（ポートランド・トレイルブレイザーズ）やゼイビア・クックス、クリス・ゴールディングといった選手たちの中から選ばれることになりそうだ。