【高校サッカー】東北学院が滝川二を1―0で下し3回戦進出 監督の長男GKが好守
◆第103回全国高校サッカー選手権 ▽2回戦 東北学院(宮城)1―0滝川二(兵庫)(31日・ニッパツ) ともに初戦の1回戦(29日)を勝ち上がった両校の対決は、東北学院に軍配が上がった。3回戦は1月2日にU等々力で東海大相模(神奈川)と対戦する。 0―0で迎えた後半31分、前半から押し込まれていた東北学院がチャンスをものにした。左サイド深くで得たFKをファーサイドで、FW岡元龍太(3年)がヘディングで合わせ先制に成功。守備では、橋本俊一監督の長男でGKの脩礼(しゅうれ、3年)を中心に再三のピンチを体を張ってしのいだ。 1987年大会以来37大会ぶり5度目の出場となった東北学院は29日の1回戦で奈良育英(奈良)を3―1で下し、82年大会以来、42大会ぶりの選手権白星。勢いそのままに2連勝を飾った。 一方、3年ぶり22度目出場の滝川二は10年度に続く2度目の選手権優勝を目指したが、多くの決定機を東北学院守備陣に阻まれ、2回戦で姿を消した。 東北学院・橋本俊一監督(長男のGK脩礼の活躍に)「頼もしく見えました。サンキューって(声をかけた)。MVP? 脩礼ですかね。いつも以上に頑張っていた。成長している」
報知新聞社