“痛車風”公用車 市長が県外の公務にも使用 魅力をPR 車体には公式バーチャルユーチューバー
長野放送
長野県中野市が、市のPRにつなげようと新しい公用車を披露しました。市の魅力発信キャラクターをあしらったいわゆる「痛車」風のデザインです。 颯爽と中野市街地を走る派手なデザインの車。中から降りてきたのは、中野市の湯本隆英市長。 実は、この車、2月20日から走り始めた市の公用車です。 中野市・湯本隆英市長: 「いわゆる『痛車』、イタリア車ではなくて、『痛かわいい』の『痛車』です」 車体に大きく描かれているのは、市の公式バーチャルユーチューバー「信州なかの」。 いわゆる「痛車」風のデザインです。「痛車」とはアニメキャラなどをあしらい、見た目が「痛々しい」と、自虐を込めて呼ばれるオタク文化の言葉です。 中野市・湯本隆英市長: 「中野市の特産物、ふるさと納税でも人気あります、シャインマスカット、リンゴ、中野市の生産高日本一のエノキ」 車体にはほかに、特産の農産物やバラなども描かれていて市のPRにつなげる狙いです。 市民: 「いいですね、目立って。PRになるんじゃないですか、これだけはっきりしていれば」 「かっこいいですね。信州なかのちゃんが有名になればいいんじゃないかな」 やたらと目立つ痛車風の公用車。市は、県外の公務などでも積極的に使い、新たなファンの獲得に繋げたいとしています。 中野市・湯本隆英市長: 「(公務で市長も乗る?)当然ですよ、私も公務で県外出るときは(この車で)行きます。ただ、国が入れてくれるかが心配ですけどね。まず中野市を知ってもらう、特産物をより多くの人に知ってもらって、買ってもらう(狙い)」
長野放送