【九州場所】霧島がようやく初日 ドロ沼5連敗を脱し「思い切りいった。勝って良かった」
ようやく初日を出した。大相撲九州場所6日目(15日、福岡国際センター)、大関経験者の関脇霧島(28=音羽山)が幕内平戸海(24=境川)を下手出し投げで退け、今場所初白星を挙げた。 初日からドロ沼の5連敗。ようやく長いトンネルを抜け出した取組後は「いつも通りの気持ちで、思い切りいった。勝って良かったと思います。右差しと決めて、失敗しても思い切りやっていこうと思っていた」と安堵の表情を浮かべた。 取組直後には左足首を気にするしぐさを見せたが「自分の体勢が崩れた。大丈夫だと思う」と問題がないことを強調した。すでに優勝争いから脱落しているとはいえ、ここから巻き返して来場所以降の大関復帰へ望みをつなぎたいところだ。
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