Appleから新機能「Apple Intelligence」導入 技術革新で将来「AI不倫で離婚」の時代が来る
【大鶴義丹 やっぱりOUTだぜ!!】 早起きなので、朝5時過ぎには起きてしまう。人並みに守銭奴なので、とりあえずスマホを手に取り、〝当たるも八卦、当たらぬも…〟と、米国市場の終値をサラっと閲覧して一喜一憂。 しかし、その朝はアップルがガツンと上がり、5月中頃までズルズルと地味だったのが、終値は7%強高の207ドルという。 待望されていた同社デバイスへの、新AI機能「Apple Intelligence」導入の発表を受けて、一気に史上最高値を更新したのだった。 このあたりのアメリカの株の動きはダイナミックで、あらためて息をのんでしまう。 注目されている機能は、自然な言葉で話しかけるだけで、複雑な作業を可能にする機能だというが、その手の機能はすでに「Siri」がある。 だが、お世辞にも「Siri」がAIアシスタントとして生活を劇的に変えることはなかった。せいぜい音声操作で「Hey、Siri、メールチェック、Hey、Siri、明日の朝6時に目覚まし登録」といったくらいだ。 ではこの「Apple Intelligence」というヤカラは、一体全体何が違うというのだろう。 一般記事からマニアックな記事まで読みあさると、一番分かりやすい例では、間違ったり適当に話したりした言葉を要約して、整った文章でメールを作ってくれることなどだという。 また電話の会話を文字として残し、詳細をデータ化するなど、私の生活にとっても確かに飛躍的に恩恵がある。 さらに踏み込んだ機能では、何かの番号入力などが必要になったときなど、過去のメールや登録データ、撮影してある写真の中から、その番号を勝手に抽出して自動的に入力してくれるという。 つまり「デジタル個人秘書」に、スマホの中のことをすべて好きにさせるということだろう。 当然、そこまで「秘書」を信用していいものだろうかと、セキュリティー問題を考えてしまう。 私などは、妻や子供も信用していないので、銀行カードの暗証番号を教えていない。