「医療現場の実状を知って」被爆当時の日赤病院院長の特別展 使っていた手帳も 広島
原爆が投下された当時の広島赤十字病院院長竹内釼さんにまつわるものを集めた特別展が始まりました。 こちらは被爆当時、竹内さんが実際に使っていた黒手帳です。 広島赤十字病院の状況が記されています。 福岡県生まれの竹内さんは陸軍軍医を経て1939年日赤病院の初代院長に就任しました。 55歳の時に院長室前で被爆し7カ所を骨折する重傷を負いながら治療にあたったということです。 竹内さんの孫 竹内道さん 「医療現場の実状というのを皆さんに知っていただきたい」 特別展は7日から広島県医師会館で1年間開催されています。