「大丈夫言うてるやん!」二日酔いで失態続きも酒やめられず急性膵炎で緊急入院した過去 福田充徳『笑っていいとも!』で復帰果たすも「立つのがギリギリだった」
あと、遅刻以外でも地方のロケ番組に出たとき。「さぁ、今回は広島県のどこどこにやってきました!」って冒頭で言うときに、酒が残り過ぎてベロベロで、何言うてるかわからない。コンビの仕事やったんで徳井が代わりに言うてくれましたけど、たぶんあきれてただろうし、腹も立ったんでしょうけど、怒ってもけんかになるだけなので諦めてたんじゃないですかね。温厚な人なんで。もちろん「お前大丈夫なんか?」みたいに聞かれたことは何回かありましたけど「大丈夫言うてるやん!」と言いながら、飲むのはやめないですよ、そんなん。M-1から少し時間が経つと、忙しさは少し落ち着いてくるんですけど、飲む量はあんまり変わらなかったと思います。
■お正月に背中の痛みが「ただごとじゃない」 ── その後、2011年に急性膵炎で入院。どのような状況だったのでしょうか? 福田さん:2011年にお正月休みがあって、この時期じゃないとなかなか連休がないんですよ。元旦の朝からずっと飲んで、寝て、夕方くらいに起きてまた飲んで、寝て、みたいなことを4、5日続けてたら、最後、次の日から仕事っていう前日に急にめちゃくちゃ背中が痛くなって。「ただごとじゃない!」と思ってマネージャーに救急病院を探してもらって急いで受診したら、急性膵炎と言われて即入院でした。
その後も10日くらい痛みが続いて、点滴で痛み止めも入れてもらえるんですけど、効いてるのか、効いてないのかわからない。薬が切れてやっと、「効いとったんや」ってわかる感じ。点滴も同時に4本くらい入れるんですよ。12時間の点滴が1本、8時間の点滴、6時間の点滴、2時間の点滴。入院してしばらくは絶食で水も飲めない。水を飲めたのは入院して1週間後、食事は10日後くらいやったかな。 結局、3週間くらい入院しました。前半は痛みがすごかったんですけど、後半は全然、痛みはなかったですね。点滴して寝てるだけなんで、早く退院して仕事したいなって思いながらようやく退院できた感じです。