ベネズエラ金鉱山で崩落事故 少なくとも14人の死亡を確認
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シウダ・ボリバル、ベネズエラ、2月22日 (AP) ― 南米ベネズエラ中部のボリバル州にある違法操業の露天掘り金鉱山で2月20日、大規模な崩落事故が発生、少なくとも14人の死亡が確認され、数十人が負傷したと伝えられている。 崩落事故が発生したのは、ボリバル州アンゴスチュラにあるブラ・ロカ鉱山で、露天掘りの壁が崩れ落ちた現場には船で数時間かけていくしか方法がない。 ベネズエラ当局によると、死者、行方不明者、負傷者の完全な集計はまだできておらず、救助活動の詳細も発表されていない。 アンゴスチュラ市長は、鉱山近くの自治体に「30基ほどの棺」を運ぶ予定だというが、死者数は今後さらに増えるものとみられる。 ベネズエラ政府は2016年、石油産業とともに新たな収入を得るため、国の中央部に広がる巨大な鉱山開発地帯を設立した。 それ以降、金をはじめダイヤモンドや銅、その他の鉱物の採掘事業が、同地帯の内外で盛んに行われているが、そのほとんどが違法かそれすれすれで操業しているといわれている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)