バルセロナ・シャビ監督、Rソシエダード戦前に久保建英の名前を挙げて「素晴らしい選手もいる」
バルセロナのシャビ監督(44)がレアル・ソシエダード戦を目前に控え、「ラ・レアル(※Rソシエダードの愛称)にはミケル・メリーノや久保、ブライス(メンデス)、バレネチェアといった素晴らしい選手がいる」と話した。 バルセロナは13日、スペインリーグ第35節でレアル・ソシエダードをホームに迎える。試合前日、シャビ監督が記者会見に出席した。そのもようをスペイン紙アスが伝えている。 シャビ監督はまず、前節ジローナ戦に敗れ、来季のスペイン・スーパーカップ出場圏外の3位に転落した後で迎えるRソシエダード戦について、「2位の座を奪還する新たなチャンスだ。ラ・レアルは並外れたレベルの相手だよ。守備はアグレッシブで、攻撃でさまざまなオプションがある。堅固で難しい相手だ。しかし、チームは意欲に溢れ緊張感がある。Rソシエダード戦は2位の座を取り戻すチャンスだ」と意気込みを語った。 シーズンを通じてけがに苦しめられてきたMFペドリが欧州選手権に参加すべきか、それとも休ませるべきかという質問に対しては、「それは私次第ではない。代表監督がいるし、彼が欧州選手権に行くかどうかはそのうち分かるだろう。しかし、ペドリは100%の状態だ」と返答した。 また、シャビ監督はバルセロナが今夏獲得を狙っていると報じられているRソシエダードのスペイン代表MFスビメンディについては、「私はすでにとても良い選手だと言ってきた。しかし、ラ・レアルにはミケル・メリーノや久保、ブライス、バレネチェアといった素晴らしい選手もいる」と、優秀な選手が揃っていることを認めていた。 (高橋智行通信員)