都道府県男子駅伝に塩尻和也ら登録 箱根区間賞は篠原、黒田、山本ら6人 長野に鈴木芽吹、吉岡、永原ら
天皇盃第29回都道府県対抗男子駅伝のエントリー選手がでそろった。 男子10000m日本記録保持者の塩尻和也(富士通)が群馬で登録。パリ五輪マラソン代表の赤﨑暁(九電工)は熊本に。東京五輪5000m代表の坂東悠汰(富士通)は兵庫、ベテラン・岡本直己(中国電力)が鳥取と、シニア有力選手もエントリーした。 第29回都道府県対抗男子駅伝エントリー選手をチェック! 第100回箱根駅伝を走った学生たちも多く登録。区間賞獲得者は6人に上り、1区・篠原倖太朗(駒大)が千葉、2区・黒田朝日(青学大)が岡山、5区・山本唯翔(城西大)が新潟、6区・武田和馬(法大)が岩手、9区・倉本玄太(青学大)が広島、10区・岸本遼太郎(東洋大)が高知で登録された。 他にも、優勝した青学大5区の若林宏樹が和歌山。滋賀には駒大の安原太陽、中大の溜池一太がエントリーした。 中学生、高校生、そしてシニアまでタスキをつなぐのがこの大会の醍醐味。なかでも長野は強力で、駒大の主将・鈴木芽吹、早大の伊藤大志、補欠には順大の吉岡大翔が名を連ねつつ、3000m障害で高校記録を持つ永原颯磨ら、全国高校駅伝大会新Vの佐久長聖のメンバーがそろう。 長崎では花尾恭輔(駒大)と林田洋翔(三菱重工)という桜が原中時代の同級生がチームメイトに。2人は高3時にタスキをつないでいる。 兵庫には全国高校駅伝1区区間賞の折田壮太(須磨学園高)、スーパールーキーの新妻遼己(西脇工高)がそろう。 なお、1月1日に起きた能登半島地震の状況を鑑み、エントリーのルールを一部変更し、「診断書提出なしで各チーム2名以内の枠外でエントリー変更を受け付ける」とした。 故郷の誇りを胸に安芸路でタスキをつなぐ都道府県対抗男子駅伝は、7区間48kmのコースで、1月21日(日)、12時30分にスタートする。
月陸編集部