【湯船 vs シャワー】「1人暮らし」なら、どちらがガス代の節約になる? それぞれの金額や節約方法を解説
よりガス代を節約する3つの方法
1人暮らしの場合はシャワーのみの方がガス代は安くなることが分かりましたが、健康面を考えるとゆっくり湯船につかる方が良いでしょう。湯船につかることで、疲労回復したり、むくみを取ったり、汚れを取れやすくしたりするなどのメリットがあります。そこで、湯船につかっても、今よりガス代を節約する方法を3つ紹介します。 ■給湯温度を1度下げる 給湯温度を1度下げることにより、ガス代が節約できます。前述のガス代と同じ条件で、湯船に張る200リットルのお湯を1度上げるときのガス代は、約3.8円です。つまり給湯温度を40度から39度に変えるだけで、1日約3.8円、1年間で約1400円の節約になります。 ■節水シャワーヘッドに交換する シャワーヘッドを備え付けのものから、節水シャワーヘッドに交換するのも1つの方法です。節水シャワーヘッドは、使用する湯量が約半分になる商品が多いようです。 湯船と合わせて体や髪を洗うときに5分程度シャワーを使用する場合なら、60リットル使用して1日約29円かかっていたガス代が、半分の約14円で済みます。毎日続ければ1年で約5200円の節約になります。 節水シャワーヘッドは、シャワーのお湯が出る穴を小さくして吐水量を減らしたり、手元ですぐにシャワーを止められる止水ボタンがついていたりするものが一般的です。1000円台から3000円台で購入できるものも多いです。 ■150リットル程度の湯船で半身浴をする 湯船満タンの200リットルのお湯をためずに、150リットル程度のお湯でゆっくり半身浴をするのもおすすめです。約50リットルのお湯を毎日節約することで、毎日約96円かかっていたガス代が、約72円まで抑えられます。たったの24円の差に感じるかもしれませんが、毎日続ければ1年間で約8760円の節約になります。 たっぷりのお湯で肩までつかるよりも、みぞおちあたりの湯量でゆっくり半身浴をした方が、体への負担も少なく神経が落ち着いてリラックスできるというメリットもあります。