親が本当にやってよかったと思う「お小遣いのあげ方」大人になった時に役立つお金の教育
未来を生きる子ども達に、「“生き抜く力”をつけさせたい!」と思ったら…。 それなら、「お金の教育」を始めてみませんか? わが子の「お金教育」に効果バツグンな、最強の「お小遣いのあげ方」 我が家で「お金の教育」について、どのように考え、どう取り組んでいるか、ご紹介したいと思います。 我が家では、「週払いの完全報酬制お小遣い制度」をベースにお金の教育をしています。 (「週払いの完全報酬制お小遣い制度」だと長いので、ここでは「お仕事制度」と呼ぶことにします。) この方法は「お金のこと、子どもにきちんと教えられますか?」(河村京子著/青春出版社)という本で紹介されている内容を参考にしています。
我が家では「大人になっても困らないお金との付き合い方を身につけてほしい」と思い、長女が小学校に入学する直前の12月から、「お仕事制度」を取り入れています。
「お仕事制度」とは、子どもがお仕事をして、その対価としてお金を渡す制度です。 この方法を実施するにあたり、いくつか事前準備をしました。 準備① 夫婦で事前に、方針のすり合わせを行う
準備② お仕事の結果を記録するホワイトボードを作成
準備③ 子どもに説明のアポをとる
でも、お金って、何もせずにもらえるものじゃないんだよね。
「お仕事」してくれた分だけ「ありがとう」のお金を、支払うね。
「お仕事」のポイントは、「他のみんなの役に立つこと」
「えっ、トイレ掃除⁉ かなり大変だけど大丈夫?」 「大丈夫!やるよ!」
お仕事をやったら、その都度ここに〇をつけてね!
「お金は人の役に立つことで得られるもの」です。 そのことを教えるのに、報酬制のお小遣い制度はぴったりなのかなと思います。 今回このように、子どもに家庭内で自分の役割を明確に決めさせて、「お仕事」とすることにしましたが、私はこれは本当にやってよかったなと思っています。 私は、親が何でもやってあげることが、子どもの幸せだとは思いません。 成長と共に、子どもの出来ることはどんどん増えていきます。 自分のことを自分でやるのはもちろんですが、その力を人の役に立つために使うことが、より大切になってくると思います。 そうやって、人のために役立つことをして、感謝され、人の役に立つ喜びを知って成長する方が、何もかも親に世話してもらうより、幸せなんじゃないかなと思います。 参考書籍:「お金のこと、子どもにきちんと教えられますか?」(河村京子著/青春出版社)
【プロフィール】えみ
長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母。 インスタグラムで、その子育て法を漫画で紹介したところ、「ためになる!」「我が家でも取り入れたい!」と話題に。 コーヒーと甘いものが大好きです。