ニッポン放送、中居正広の冠番組「中居正広 ON&ON AIR」、11日放送は休止を決定、「総合的判断」と檜原社長
タレント中居正広(52)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜午後11時)の11日放送回を休止することが8日、東京・有楽町の同局で開かれた定例社長会見で発表された。 ◆中居正広と笑福亭鶴瓶の2ショット【写真】 中居は昨年12月、週刊誌でフジテレビ社員が設定した会食で女性トラブルが起き、女性に多額の解決金を支払い、示談したと報道され、フジテレビは「社員は会食などに一切関与しておりません」と否定している。 会見で檜原麻希社長は「(中居をめぐる)今回のさまざまな報道がされている状況をかんがみて総合的判断として今週(11日)は休止します」と説明した。さらに「あくまでニッポン放送としての判断で、先方にもお伝えしてあります」と重ねた。 中居の冠番組は昨年末の28日、新年4日の回は通常通り放送されたが、中居は番組内で自身の報道内容について触れることはなかった。同局によると、番組は収録で放送回は12月初旬の収録という。休止となった11日の放送枠に対応する番組については「調整中です」とした。 問題の事実関係などを聞かれた檜原社長は「(中居は)レギュラー番組を持っているパーソナリティーなので(局と)コミュニケーションはありますが、詳細は控えさせていただきます」と答えた。 問題が昨年12月、一部で報道後、放送された年末年始の回について「リスナーからは特段の反応はない」とし、放送したのは「当時の報道で何かを導き出すものはなかった」と理由を語った。11日の休止は決まったが、18日以降の放送については「来週以降の状況を見て判断したい」と、明言を避けた。
中日スポーツ