8月戦線の注目はDeNA!【立浪和義の超野球論】
巨人の不安は菅野
やや不振だった今永もようやく復調気配
開幕前は、リリーフ陣の不安もあった巨人ですが、経験豊富な原辰徳監督がうまくやり繰りをし、試合を重ねるごとに形になっていきました。ただ、これも打線の好調さがあってこそでしょう。丸佳浩選手が加入し、坂本勇人選手が好調時の打線の破壊力はすさまじく、投手陣も「多少失点しても打線が取り返してくれる」という思いがあったはずです。一時は独走態勢となっていました。 それが7月25日現在の結果ですが、広島に3連敗の後、ヤクルトにも1勝2敗と負け越し。ここに来て、少し投打のかみ合わせが悪くなってきた印象があります。 問題は投手陣ですね。マシソン選手が復帰し、新外国人のデラロサ選手獲得で固まったかと思われたリリーフ陣も今ひとつですし、先発陣も山口俊選手が頑張ってはいるのですが、やはり、このチームのエースは菅野智之選手。彼の調子が上がってこないのは痛いと思います。いいときは、連敗しても菅野選手が止めてくれるという安心感がチーム内にあったと思いますが・・・
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週刊ベースボール