【高校ラグビー】東海大大阪仰星“ライバル”に逆転劇勝 単独8位の通算65勝目
◇全国高校ラグビー大会2回戦 東海大大阪仰星14ー10佐賀工(2024年12月30日 花園ラグビー場) Bシードの東海大大阪仰星が強豪対決を制した。試合前時点で、歴代8位の花園通算64勝で並んでいた佐賀工との一戦。0―10の後半14分からの逆転勝利で、単独8位の通算65勝目を挙げた。 「1試合勝ち上がってきた相手ですし、我々も厳しい中で戦えた。こういうゲームになっても乗り越えられたのは大きい」 湯浅大智監督(43)が胸をなで下ろした。流れを変えたのはHO浜田だ。後半14分、相手キックを見事にチャージし、こぼれたボールを左中間にトライ。7―10の20分には華麗なパスワークからFB隅田が逆転トライを決めた。例年ほど前評判が高いわけではないが「“仰星”というところをしっかり示したいと思っていた」とFL青野主将。おなじみのサックスブルーのジャージーが花園に映えた。