日朝がモンゴルで接触? “拉致問題”楽観できず…外交関係者「北朝鮮は弱い政権を相手にしない」 “起死回生の一手”首脳会談は
■政権幹部「首脳会談は必ず実現したい」
藤井キャスター 「実際に日朝首脳会談があるのかどうか、見通しはどうなのでしょうか?」 小栗委員長 「拉致被害者家族会は、高齢になっている被害者の親世代が存命のうちに、被害者全員の一括帰国を求めるとしていますが、なかなか楽観できる状況ではありません」 「ある外交関係者は『一般論で言えば、北朝鮮は弱い政権は相手にしない』と述べ、今の岸田政権のもとでは交渉が簡単ではないという見通しを示しています」 「ただ岸田首相としては、政権の起死回生の一手としても日朝首脳会談に強い意欲を示しています。ある政権幹部は『今のこう着状態は打破しないといけない。首脳会談は必ず実現したい』と意気込んでいます」 シシド・カフカさん(ミュージシャン・『news zero』木曜パートナー) 「本当に難しい問題だなと思います。ただ、単純に拉致問題だけを見つめて解決することはできないものかと思わずにはいられません。ご家族の皆さんに、せめて何かしらの情報だけでも届けてほしいですよね」 藤井キャスター 「仮に今回の報道が事実だとしても、拉致問題が大きく進展するわけではないかもしれませんが、拉致被害者のご家族はご高齢の方が本当に増えています。一刻も早い解決に向けて本気で取り組んでもらいたいところです」 (6月13日『news zero』より)