弘前駅(青森県)開業130周年 イルミネーション華やかに
JR弘前駅(青森県弘前市)が開業130周年を迎えた1日、節目を記念して同駅自由通路「あずましろ~ど」でイルミネーションの点灯式が行われた。駅内が青や黄色、桜の形をしたイルミネーションの光で華やかに彩られた。 同駅は官設鉄道として福島-青森間で奥羽線の建設が進んでいた1894(明治27)年12月1日、同線青森-弘前間の開通とともに開業した。現在の駅舎は2004年に完成した4代目。 点灯式では田口義則駅長が「弘前駅は人と人とをつなぐ大切な役割を果たしてきた。100年先も津軽エリアの玄関口として守っていきたい」とあいさつ。桜田宏弘前市長ら関係者や会場に居合わせた子どもたちがボタンを押し、明かりをともした。 同駅のイルミネーションは、市や弘前観光コンベンション協会などが市内を鮮やかな明かりで彩る催し「弘前エレクトリカルファンタジー」の一環。弘前城外堀の桜の木をピンク色に照らす「冬に咲くさくらライトアップ」も1日に始まった。エレクトリカルファンタジーとさくらライトアップは来年2月28日まで。 駅のイルミネーションは午前7時から午前0時半まで点灯する。