【写真：Getty Images】

　プレミアリーグのチェルシーが、日本代表FW三笘薫の獲得に関心を示しているようだ。英メディア『FOOTBALLFANCAST』は、なぜプレミアの強豪クラブが三笘獲得に関心を示しているのかその理由と、移籍が成立した場合における活躍できるかどうかについて現地時間8日に報じている。 【動画】三笘薫の年間ベストゴールがこれだ！ 　チェルシーはクリスタル・パレスに所属しており、現在はバイエルン・ミュンヘンへの移籍が濃厚と報じられているミカエル・オリーズをはじめとして、ウインガーの獲得に今夏関心を示していた。 　そして、記事では「三笘が好まれている」と前置きした上で、「彼はNEXTアザールになりうる。23-24シーズンは、彼の明らかな実力を考えると、怪我の影響で少し残念なものとなった。しかし、この日本代表選手はロベルト・デ・ゼルビ元監督の下で19試合に出場。3ゴール、4アシストを記録しておりこれは依然としてかなり立派な数字である」と、怪我の影響で出場機会が少なかったもののしっかり成績を残した同選手を高く評価していた。 　また、同クラブのレジェンドであるエデン・アザールと比較し、「プレミアリーグの歴史上、このベルギー人ほどドリブルが上手い選手はほとんどいない。それを考慮すると、アザールの代わりを務めるのに三笘ほどふさわしい人物はいないだろう。彼は元チェルシーの7番のように、技巧を凝らし、素早く方向転換してスペースに飛び出す能力がある」と、三笘がアザールのような活躍ができる可能性を秘めていると強調している。 　そして、「アザールのような選手の代わりを務めるのは、決して簡単なことではない」と念を押しつつも、「三笘のゴール関与数は元ブルーズのウィンガーの記録には及ばない。しかし、エンツォ・マレスカ新監督の下で彼がどれだけ爆発できるかは誰にも分からないだろう。この契約により、チェルシーはついにアザールの代わりを獲得し、イングランドサッカーのトップに返り咲くきっかけとなるかもしれない」と、日本人ウインガーの獲得で昨季6位に終わったクラブが優勝争いに割り込む可能性もあると指摘していた。