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　プロ野球ソフトバンクの甲斐拓也捕手（32）が国内フリーエージェント（FA）権を行使する可能性が高まった。複数のメディアが2024年11月12日に報じた。FAの申請期限の最終日となる13日に申請書類を提出するという。 【動画】この強肩が巨人で見られる日が来る？ 　大分県出身の甲斐は、10年育成ドラフトでソフトバンクに6位で指名され入団。17年シーズンから1軍に定着し、その強肩から「甲斐キャノン」の愛称でファンに親しまれている。 ■「甲斐が巨人に移籍しようもんなら勢力図変わるぞ」 　ソフトバンクの正捕手としてプレーする傍ら、日本代表としても活躍。19年WBSCプレミア12、21年東京五輪、23年ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）にそれぞれ出場し、主力としてチームに貢献した。 　今シーズンは119試合に出場し、打率.256、5本塁打、43打点を記録した。チームはリーグ制覇を果たしたものの、日本シリーズでセ・リーグ3位のDeNAに対戦成績2勝4敗で敗退し、日本一を逃した。 　甲斐のFA権行使報道は、インターネット上で大きな話題となり、移籍候補のひとつである巨人ファンが反応。スポーツ紙の報道によると、巨人は甲斐のFA宣言に備えて獲得調査を進めているという。 　このような背景からXでは、「巨人甲斐拓也爆誕か」「甲斐拓也FA宣言したか... 巨人いくの？」「巨人側としては大城残留した上で甲斐拓也をFAで獲得できたら割と理想」「移籍するなら巨人一択じゃない？」「甲斐拓也が巨人行ったら間違いなく小林溢れるやん」「仮に甲斐拓也が巨人に移籍しようもんなら勢力図変わるぞ」などのコメントが寄せられた。 　スポーツ紙の報道によると、甲斐の今シーズンの年俸は2億1000万円（金額は推定）で、FA移籍にあたり人的または金銭の補償が発生するBランクとみられるという。 　一方、巨人で甲斐とポジションが重なる大城卓三捕手（31）は、国内FA権を保持しており、11日時点でFAに関して明言を避けている。13日がFAの申請期限の最終日となっている。