ドメイン対策不足、24府県 悪用サイトに誘導の恐れ
都道府県が運営するインターネットサイトを廃止したり移転したりする際、総務省が指針で定める「ドメインを一定期間保有してユーザーに周知する」など、24府県で対策が不十分なサイトがあることが21日、共同通信の調査で分かった。 廃止・移転した自治体や省庁のサイトを巡っては、ネット上の住所に当たるドメインがオークションサイトに出品される事例が相次ぎ発覚。出品や売買は違法ではないが、自治体名など公共性の高さを連想させるドメインを第三者が取得し、悪用する可能性もある。指針は、不正なサイトへの誘導を防ぐ目的で対策を求めている。 調査は2023年11~12月にアンケート形式で実施した。