SAで九州初!店舗型ふるさと納税 福岡県広川町
九州朝日放送
ネットで利用するイメージが強い「ふるさと納税」ですが、直接、商品を手に取ったり、その場で食べられる店舗型のふるさと納税が、サービスエリアとして九州初の取り組みとして8日、福岡県広川町の九州道下り・広川サービスエリアで始まりました。 通常、ネットショッピング的に商品を選ぶことが多いふるさと納税ですが、この取り組みでは、訪れた際に直接寄付をし、その場で返礼品を受け取ることができるのです。 甘くコクのある味わいが特徴の高級ミカン「華たちばなみかん」や、甘くて大きいキウイ「博多甘うい」をはじめ、人気店のもつ鍋や、福岡名物・辛子明太子、八女茶なども対象商品に含まれます。 また、ショッピングだけではなく、熱々鉄板に盛り付けられたビーフソテーに和風バーベキューソースがかかった「ビーフバター焼き」など、一部のレストランで食事代としても利用できます。 利用者の田川市の30代男性は、「(直接)見れて手に取れるので便利だなと思います。その時その時で、食事で使えるのでありがたいですね」と話していました。 使い方は簡単で、スマートフォンで専用バーコードを読み込み、特設サイトから広川町に寄付を行うと、額に応じた電子チケットがもらえます。 個人情報を入力した後、サービスエリアでの会計時に、電子チケットを従業員に提示するだけ。 駆け込み寄付が増える年末に向けて、注目のサービスです。 電子チケットは、広川町に1万円を寄付した場合、3千円分。 1万7千円を寄付した場合、5千円分などとなっています。
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