【動画解説】週中は急な雷雨と広く黄砂に注意 今週は初夏の陽気 夏日が続く所も
ウェザーマップ
今週も気温は高く、各地で初夏の陽気が続きそうです。25℃以上の夏日が続く所もあるでしょう。天気は短い周期で変わりますが、週中頃は急な雷雨と黄砂の飛来に注意が必要です。
日本列島は季節先取りの暑さになっている所があります。きょう15日(月)は札幌でも26℃を超えて、過去最も早い夏日となりました。東京都心でも今シーズン2回目の夏日となりましたが、この先、札幌の極端な暑さは収まり、週末にはこの時季らしい気温に戻りそうです。一方、関東から西の地域では、名古屋で25℃以上の夏日が3日連続で予想されるなど、季節外れの暑さが続く所がある見込みです。まだ暑さに慣れていない時季ですので、熱中症にはくれぐれもご注意ください。
一方、天気は短い周期で変わりますが、あす16日(火)からあさって17日(水)にかけては急な雷雨に注意が必要です。あす16日の夕方は西日本から北陸を中心に発雷確率が高く、激しい雨や落雷、突風などに注意が必要です。あさって17日は関東や東北南部でも不安定で、晴れていても天気が急変するおそれがありますので、空模様の変化にご注意ください。
さらに注意が必要なのが、大陸からやってくる黄砂です。 黄砂はあすの夜から九州にかかりだし、次第に範囲が広がっていきます。画面上のオレンジ色の所では、うっすら付着するレベルの濃さが予想される所です。18日(木)頃までは広い範囲に影響を及ぼす可能性がありますので、洗濯物や車への付着、呼吸器系の疾患をお持ちの方は、症状が悪化する可能性もありますので、十分にご注意ください。 (気象予報士・多胡安那)