『デビル メイ クライ 5』5周年。ネロ、ダンテ、Vの3人を華麗に操り戦うスタイリッシュアクション約11年ぶりの最新作。シリーズ初のオンライン要素も【今日は何の日?】
文:ウワーマン ※本記事は、2023年3月8日にアップした記事を再編集したものです。 【記事の画像(8枚)】を見る 平成最後に復活を果たした傑作アクション 2019年(平成31年)3月8日は、プレイステーション4(PS4)、Xbox One、PC(Steam)用ソフト『デビル メイ クライ 5』が発売された日。本日で発売から5周年の節目を迎えた。 『デビル メイ クライ 5』は、カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲーム。同ジャンルを生み出し、ゲームファンのあいだでしっかりと根付かせた『デビル メイ クライ』シリーズのナンバリング最新作となっている。 2013年にナンバリング作品とは異なる『DmC Devil May Cry(ディーエムシー デビル メイ クライ)』が発売されているが、『デビル メイ クライ 4』から数えると約11年ぶりということもあって熱心なファンたちの高ぶりはすさまじいものがあった。 ゲームの舞台となるのは、前作『DMC4』の“魔剣教団事件”から数年経った地方都市レッドグレイブ市。巨大な樹木が人々を襲うなど、突然の異変に街はパニックに陥っていた。悪魔退治を生業とする前作からの主人公ネロは、自称武器職人のニコとともに事件解決のためにレッドグレイブ市へと向かうのだが……というのが本編のプロローグ。 最初は『DMC4』からの主人公ネロを操るのだが、ストーリーの進展とともに謎の男“V”やシリーズの顔である“ダンテ”もプレイアブルキャラクターとして登場。おなじみのふたりもかっこよく進化してすばらしいく、謎に包まれたVがこれまたイカしていた。全身から滲み出る怪しさ全開のキャラクター性もいい感じで、何よりバトルスタイルがいままでのシリーズにはなかったタイプで斬新。 自身に戦闘能力はほとんどなくトドメ担当といった具合で、基本は使役している四足魔獣の“シャドウ”と猛禽の姿をした悪魔“グリフォン”を操って戦うからだ。Vが力を解放することで呼び出せる3体目の大型悪魔“ナイトメア”は強力無比なパワーで敵を圧倒して超快感。独特のダークなスタイリッシュさで溢れているVが大いに気に入ったというプレイヤーも多かったのではないだろうか。 本作は『バイオハザード7』で使用された“REエンジン”(※)で作られている。グラフィックは美しく、爽快さとスタイリッシュさを格段に向上させていて、コンボをつなぐ楽しさもシリーズ随一に仕上がっていたのではないかな。カットシーンの数々は思わず笑いが込み上げてくるくらいにぶっ飛んでいて最高の気分にさせてくれたところもよかった。フォトリアルになっているせいか表情の変化なども一層感じられたはずだ。 ※カプコン独自の開発エンジン。 新要素として追加されたオンライン要素“シェアードシングルプレイ”は遠方や窓越しなどでほかのプレイヤーが戦っている光景を垣間見られた。ときには共闘なんて場面もあり一期一会の出会いがあったのがおもしろい。 ボーカル曲を多用したBGMもカッコよくて印象的。ネロの戦闘曲『Devil Trigger』はイギリスのiTunesの配信でダウンロードセールス1位を獲得したこともあるのだとか。 数々のアップグレードと追加要素を搭載した『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』がプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X本体の発売日と同日に登場。いま『デビル メイ クライ 5』で遊ぶのであれば、クレイジーさが増した『スペシャルエディション』がおすすめ。
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