政治参加への第一歩 春日市の中学生が市議たちに提案
九州朝日放送
福岡県春日市の春日中学校で19日、授業の一環として、生徒が住みやすい地域をつくるための提言を、市議会議員に行いました。 3年後に選挙権を得る世代の、政治への参加意識を高めるため、春日市が今年度から市内に6校ある全ての中学校ではじめた試みです。 3年A組の生徒たちは、「春日市は全小中学校の体育館等に冷暖房を設置すべきである」「子どもの送迎バスの拡充」「点字ブロックの増設」「高校で使う教材の無償化」など、自らの体験やデータを使い、提案。10代がとりあげた身近なテーマに、議員も真剣な様子で聞き入っていました。 生徒たちは、「とっても良い機会だったので、この機会を生かして、もっと自分たちが成長できる機会になればいいな、と」「いま、公民を習っていて、すごく国会のことについてとかも興味が沸いる」「日本という国のことはもちろんですが、他国で何が起こっているかなども、研究していきたい」ということです。 幅広い情報にネットで触れる時代。より良い暮らしを望む10代に、政治は身近なものになっていくのかも知れませんね。
九州朝日放送