水川かたまり主演作「死に損なった男」新キャスト発表、コントはインパルス板倉が監修
水川かたまり(空気階段)の映画初主演作「死に損なった男」より、新たなキャストが解禁された。正名僕蔵、唐田えりか、喜矢武豊(ゴールデンボンバー)、堀未央奈らが出演する。 【画像】「死に損なった男」ティザービジュアル(他1件) 同作は、死に損なった構成作家の関谷一平が、幽霊から「娘に付きまとっている男を殺してくれないか?」と頼まれる物語。映画「メランコリック」の田中征爾が監督・脚本を担当し、水川が関谷に扮した。 正名は関谷に取り憑き、殺害を依頼する幽霊の森口友宏役、唐田は森口の娘で関谷がたどる数奇な運命の中心的な存在・森口綾役に選ばれた。喜矢武は綾に執拗に付きまとう若松克敏役、堀は関谷が構成作家として働く芸人事務所「金子プロ」の同僚・竹下希役、森岡龍が売れっ子作家・沢本五郎役を担う。新キャストから届いたコメントは後述した。 さらに金子プロの所属芸人役でお笑いコンビ・マルセイユの別府貴之と津田康平、エレガント人生の山井祥子らが出演。劇中のコントはインパルスの板倉俊之がすべて監修した。 「死に損なった男」は2025年2月21日より全国でロードショー。 ■ 正名僕蔵 コメント あえて言わせていただきます。 この映画は、うだつのあがらない主人公と、彼にとり憑いたうっとおしいオジサンを二時間眺め続ける映画です。 水川かたまりさん演じるやたらとまばたきの多い主人公と、私演じるとにかくしつこいオジサンの二人組なんて、普通に考えたら5分で見飽きることでしょう。 ですが、あえて言わせていただきます、二時間まったく見飽きない作品となっております。 これはひとえに、田中監督の脚本&演出のマジックによるものです。 そのマジックに、ぜひ映画館でどっぷり浸っていただけたら幸いです。 ■ 唐田えりか コメント 「死に損なった男」が、ついに情報解禁ということで、ほんとうに嬉しく思っています。 現場で、みなさんのお芝居を感じながら、自分がどんどん自由に、解放されていく感覚がありました。 笑いが絶えないあたたかい現場でした。 本作はユーモアを交えながら、緊張感ある中で逞しく進んでいく優しい物語です。 ぜひ劇場で、体感してほしいです。 ■ 喜矢武豊 コメント 普段優しそうに見えるけど人としてダメな悪い男、いわゆるDV野郎を演じました。 今までやったことのないキャラクターなので、自分なりに楽しんで怖そうな人をやらせていただきました。 役者さんも素晴らしく、個人的に水川かたまりさんの演技が面白いというかとても素敵で撮影中ずっと見ていられました。 田中征爾監督とのタッグでとても良い世界観になっていると思いますので映画「死に損なった男」を見損なわない様にぜひ劇場に遊びに来てください! ■ 堀未央奈 コメント 竹下希役を演じさせていただいて、希の仕事がとにかく大事で物事をはっきりと伝えるちょっと強めな性格が自分自身の性格と重なる部分があり、演じていて共感する部分がたくさんありました。 水川かたまりさん演じる一平さんが死に損なう事で様々な変化や出来事が起こっていきます。かたまりさんにしか出せない空気感が映画全体を包みこんでいて、ご一緒させていただいて演じながら私もとても心地が良かったです。 見終わった後に明日ももう少し自分のペースで頑張ってみようかなと思っていただけたら嬉しいです。 ■ 森岡龍 コメント 映画「死に損なった男」で描かれるのは、どこかで自分の人生を、「生き損なった人たち」の姿だと思う。 「死と生」が隣り合わせのように、「夢と挫折」も、「笑いと涙」も、「希望と絶望」も、やっぱり表裏一体なのだと、この映画から教わりました。主演・水川かたまりさんの美しい瞳と横顔が、とても印象に残っています。ぜひ、劇場でご覧ください。 (c)2025 映画「死に損なった男」製作委員会