Apple Vision Proを持ってないことを後悔させる空間シンセサイザー「Animoog Galaxy」ってどんなもの?(CloseBox)
俺は今、猛烈に後悔している。Apple Vision Pro、無理してでも買っておくべきだった。どうせすぐにはアプリは出てこないだろうとたかを括っていたら、とんでもないキラーアプリが発売初日から出ていたからです。 故ボブ・モーグ博士のレガシーであるMoogシンセサイザーを受け継いでいるMoog Musicの新作シンセサイザーアプリ「Animoog Galaxy」が、Apple Vision Pro専用としてApp Storeで発売されたのです。Vision Proは現在、米国アカウントでしか購入できませんが、このアプリは日本のアカウントでも4500円で買えてしまいます。 DJアプリはすでに予告されていたし、Meta Questでもいくつか似たようなアプリはあるのでまあ予測はついていたのですが、ガチの楽器アプリはまだまだ先のことだと思っていました。大本命はKORGのGadget。すでにMeta Questで動くVRアプリはDETUNEから発売済みで、レビュー済み。ですが、こちらはUnreal Engineで作られていることもあり、Vision Proへの移植はかなりかかりそうで、出るにしてもVision Proが日本で発売された後かなと予想してました。 そしたら、元祖シンセサイザーのMoog MusicからApp Store公開初日に出ちゃったというわけです。アップルのプレスリリースにもフィーチャーされて。Moog Musicは昨年買収され、米国内の製造工場におけるレイオフが伝えられていたばかりなので、これは完全な予想外でした。 どんなアプリかについては、Vision Proユーザーですでに使っている人の動画が上がっているので、それをご覧ください。iPadアプリなどと同時に演奏させてる動画もあり、すごく楽しそうです。Mac、iPad、iPhone、そしてVision Proネイティブの楽器アプリが並行して動作するとすれば、これは音楽クリエイターとしては超強力と言わざるを得ません。
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