世界1位シフィオンテクが完敗で姿消す マイアミOP4回戦で波乱<女子テニス>
マイアミ・オープン
女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は25日、シングルス4回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)は第14シードのE・アレクサンドロワに4-6,2-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。 【ルバキナらマイアミOP組合せ】 2022年には決勝で大坂なおみをストレートで下し大会初優勝を達成している世界ランク1位で22歳のシフィオンテク。今月はBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)も制しており、マイアミ・オープンとの連続優勝「サンシャイン・ダブル」を狙える立場として出場した。 初戦の2回戦では世界ランク108位のC・ジョルジ(イタリア)、3回戦では第26シードのL・ノスコヴァ(チェコ)を下していたシフィオンテクだったが、この日は3度のブレークを許すなど精彩を欠き苦戦。リターンゲームでは8本のサービスエースを決められるなど最後までアレクサンドロワからブレークを奪うことができず、1時間24分で完敗となった。 勝利したアレクサンドロワは準々決勝で第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは4回戦で第20シードのE・ナヴァッロ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)や第8シードのM・サッカリ(ギリシャ)、第23シードのC・ガルシア(フランス)らが8強へ駒を進めている。