【槙野智章氏のインドネシア戦最速レビュー】「毎熊は良かった。ボールを持った時のアイデア、オフザボールの動きが効いていた」| AFCアジアカップカタール2023
【サッカー日本代表・ニュース】 サッカー日本代表は24日、アジアカップのグループステージ第3戦でインドネシア代表と対戦。上田綺世が3得点に絡む活躍を見せ、3-1で勝利。決勝トーナメント進出を決めた。 動画:【日本代表戦 最速レビュー】日本×インドネシア|槙野智章さん&野村明弘さんが試合をボード解説 『DAZN』では試合後にYouTubeで『最速レビュー』を配信。解説を務めた槙野智章氏と実況の野村明弘氏が、この一戦を振り返った。 槙野氏は先制点につながるPKを獲得したシーンについて「毎熊(晟矢)の動き、堂安(律)との縦関係が非常に良かった」と振り返った。「さらにその後相手の守備の要(4番)をうまく釣り出した。これが良かった」 また、上田のプレーについても「早い時間帯で点を取れた。自分で獲得して自分で沈められたのも素晴らしい」と自らのPKを決め切るメンタリティについて称賛した。 日本は開始6分で先制点を奪ったものの、2点目に関しては後半まで待たなければならなかった。 槙野氏は「ボールが落ち着かない時間帯があった。そこで冨安(健洋)が奪った時にどこにパスを出すのかちゃんと考えていた」と注目。「2点目も冨安のボールからスタートしている。全員がボールを持った時に、同じ目線で同じ景色を描けているのが今の日本代表の強み。イメージは非常に良かった」と信頼を寄せた。 ただ、日本は後半アディショナルタイムにロングスローから失点。この失点ついてに槙野氏は「もったいなかった。ゲームの締め方、終わり方、この失点はいただけない。ただ、鈴木彩艶は、素晴らしい選手。高い能力を持っている。こういう失点を糧に頑張っていけると思う」と話した。 決勝トーナメントで、日本はヨルダン、韓国、バーレーンと当たる可能性がある。ただ、槙野氏は「どの相手にせよ、相手の方が嫌だと思う。対日本という意味では向こうのほうがやりたく無いんじゃないかな」と話し、日本は平常心でいるべきだと説いた。 次戦について注目したい選手を問われると「毎熊は良かった。ボールを持った時のアイデア、そしてうまく周囲と連動するオフザボールの動きが効いていた。課題だった守備の強度もよくなってきた」と絶賛した。 決勝トーナメントに駒を進めた日本。次戦、1月31日に行われるラウンド16はDAZNで独占配信される。