愛犬「マル」の口元にできもの 飼い主もワンコも、そしてニャンコも健康が一番!
マルと一緒にソファでゴロゴロしていたときのこと。口元からベロンと舌ではないモノが垂れ下がっていてビックリ仰天! 実はその数日前から、やや左の口元が腫(は)れているような気がしていたのですが、触ってもいやがらないし、痛がる様子もなかったのでそのままにしていたのです。 でもこのときになって、長さも幅も1.5㎝ほどの赤いモノが口からはみ出していることがわかりました。
我慢強いマル
「マル、ちょっと、お口、見せて」と触っても、まだマルは痛がらなかったのですが、いつものように「動物医療センター赤坂」に電話。その日の内に予約がとれたので、西田純平院長の元を訪ねました。 病院についても、マルは堂々としているし、先生に口を触られても、やはり嫌がらないのです。 改めて思うのは、マルは本当に我慢強い子だということ。ブリーダー崩壊で『Wonderful Dogs』さんに保護していただいたとき、いまより2.5㎏は太っていて、「おとなしい子」「ごはんを食べたら、自分からケージに帰っていく子」と代表の岩淵友紀さんから説明を受けたこともまた思い出されました。 どれだけ悪い環境で、たくさん出産をさせられたのかと考えるだけで、いまでも胸が痛みます。それでも、本当におとなしい、かわいい女の子だったのだと想像します。 そして繰り返しになりますが、本当に我慢強いのです。 それは、両眼の白内障手術をしていただいた「安部動物病院」でもいつも感じることです。その後、眼内レンズがずれてしまい、計3回入院したのですが、3回ともケロッとしていて、マルと離れるときに私のほうが泣いてしまったほど。 最近は寒くなったせいか、一日中、私のそばを離れず、ブランケットに自力で上手にくるまり、寝るときも私の足元で寝たり、頭のほうまでやってきたりして、ますます、可愛さが倍増しているところでした。 マルの口から垂れ下がっていたのは、歯茎に根を張っていたわけでもなく、麻酔をして除去していただきました。その後の病理検査によって、「良性」ということも判明。 当日だけ口元が少し腫れていましたが、翌日にはそれも収まり、マルはやはりケロッとした顔で、それから1週間、決められたお薬を飲んで、すっかり良くなりました。