【RIZIN】安保瑠輝也がヒット連発で勝利!K-1“反則王’’カリミアンはバックブロー、審判殴打と大暴走
RIZIN FIGHTING FEDERATION 格闘技イベントRIZIN DECADE 【雷神番外地】 2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ ▼第7試合 RIZINスタンディングバウト特別ルール:2分6R(100.0kg) 〇安保瑠輝也(MFL team CLUB es) 判定3-0 ※三者とも60-54 ●シナ・カリミアン(SINA ARMY) 【フォト】安保の強打炸裂!カリミアンは反則バックブロー、レフェリー殴打と大暴走 安保は、第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級王者。RIZIN移籍後は、ブアカーオらと対戦。今年7月にはパッキャオとエキシで善戦し、今大会ではライアン・ガルシアとの対戦が決まっていたが、ガルシアの怪我で中止となった。 対するカリミアンは長年、K-1 WORLD GPクルーザー級王者に輝くなど活躍したが、直近はクラウディオやリュウ・ツァーに敗北。今年10月、イストラテとの再戦では、後頭部にパンチを食らって倒れてしまい、続行不可能に(勝敗無し)。今月のK-1では、木村太地からダウンを奪ったが、自身のローブロー攻撃でノーコンテストとなっている。 体重差では、16kgほどカリミアンに分があるが、安保はスピードでは上回る。 1R、安保は右フック、カリミアンは効いた素振りを見せず。スピードを活かして攻めたい安保は、左ジャブからボディ打ち、フックと手数を出す。2R、安保の右フックを顔面に食らったカリミアンだが、左右連打。ステップを踏む安保は、カリミアンのフックを交わし続ける。 3R、安保は左ジャブから、右ストレート、左右のボディと攻める。カリミアンは“来い’’とアピールし右ストレート。4R、カリミアンのストレート、安保のフックが交錯。接近するカリミアンは左右の細かい連打。安保は左ジャブを突き、カリミアンの攻撃をガード越しに受ける。 5R、安保は左フックを顔面にクリーンヒット、右ボディ打ちも当てる。安保は右ストレート、フックと攻撃を集め、カリミアンをコーナーに詰める場面も。カリミアンは効いていないとアピールするが、実況が「手よりも口が動く」と言うほど、攻撃を出さない。 6R、カリミアンがバックブローを放つ反則攻撃。注意が与えられる。安保がパンチで打ち合いを仕掛け、バックブローをやり返すと、カリミアンがレフェリーのストップを押し切りパンチ連打。ここでカリミアンのパンチが割って入ったレフェリーに被弾するアクシデントも。 ダーティな展開となる中、再開後もカリミアンがバックブローを放ってしまい、警告。最後は打ち合いを仕掛けた安保が連続でパンチを当てた。 判定はフルマークで安保が勝利した。マイクを持つと「しょっぱい試合して、ぶっ倒すつもりでしたが、(カリミアンは)弱いとか効かないって言われて、俺に攻撃しなかったので、カリミアンの負けです。5月に朝倉未来さんが、平本蓮が再戦するんですけど、絶対に勝ってください。出来ることがあれば、何でもやらせていただきます」と語った。