デザイナー鈴木真悟流、ユーロ古着の着こなし方。初秋に使えるシャツ、カーディガン、スラックスを厳選!
「インナーにはタンクトップを取り入れて、ややヌーディーな感じを出しました。ボトムスにはデニムを選び、艶っぽくなりすぎないように調整しています」。 デニムは鈴木さんが最近気に入っているというフレアシルエット。これも彼のこだわりだ。 「ボトムスはショーツも合いそうですが、個人的にリーバイスの517が今の気分。僕はオーセンティックな雰囲気を大事にしたいので、ジャストサイズをはいています。 517はアメカジやサーフテイストなアイテムを合わせる人も多いですが、ニットポロなどキレイめなアイテムと組み合わせるのもおすすめです。ブーツや革靴はちょっと気取り過ぎかなと思い、ビーサンでサラッとまとめました」。
Tシャツを格上げする美スラックス
夏はTシャツが主役。さらにリラックスを決め込むならボトムスは断然ショーツだろう。20年前ならそんなワン・ツーフィニッシュで押し切れたかもしれないが、今となってはそうもいかないのが歯痒いところ。そこで、ゆる~いスラックスである。 「このスラックスはシルエットが抜群に好み。少しバルーンシルエットっぽいので、オーバーサイズのトップスだとバランスが悪く見えてしまいます。 なので今回は、ジャストサイズのTシャツを合わせました。ブラウンのスラックスはクラシカルな雰囲気なので、ヤンキースTぐらいカジュアルなアイテムをサラッと着たいですね。白Tだと普通過ぎますし、黒Tだとチャラくなり過ぎる。その中間を狙いました」。 鈴木さんはスラックスの色味も気に入ったという。
「このスラックスはすごくキレイな色味。太めのシルエットでも、上品な色合いのおかげでだらしなく見えません。 足元はレザーシューズだとかしこまり過ぎてしまうので、鉄板のヴァンズを選びました」。 ◇ 秋の定番ワードローブはユーロ古着を選ぶことで、品とともに程よいこなれ感も演出できる。鈴木さんの着こなしをお手本に、初秋から古着を取り入れよう。
訪れたのは「CURVE(カーブ)」 住所:東京都世田谷区三宿1-7-1 ポニーコート 営業:15:00~22:00(土、日~24:00) 休日:木曜
OCEANS編集部