千葉J・渡邊雄太「運命を感じました」因縁のライバルと“思い出の地”で再会
9月21日、今シーズンから千葉ジェッツに加入した渡邊雄太が、自身のInstagramアカウント(@yutawatanabe12)を更新。国内での公式戦デビューを飾った直後の思いを綴った。 【画像】渡邊雄太が投稿したプレー写真…「バンバ」との再会に思い綴る 高校卒業後に渡米した渡邉は、ドラフト外からNBAでのキャリアを築き、6シーズンにわたって世界最高峰のリーグでプレー。昨シーズン終了直後に“国内移籍”を明言すると、多数のクラブが獲得オファーを出していたなか千葉Jへ加入。10月に開幕するBリーグデビューへ向け、今月15日のプレシーズンゲームで実戦デビューを果たしていた。 21日には天皇杯2次ラウンドがスタート。千葉Jの一員として公式戦デビューを飾った渡邉は、広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)で行われたB3鹿児島レブナイズ戦に先発出場し、チーム最多となる16得点をマーク。チームの2次ラウンド2回戦進出に大きく貢献した。 試合後にInstagramを更新した渡邉は、自身のプレー写真とともに、「Bリーガーとしての公式戦初試合&初勝利 応援ありがとうございました!そして広島グリーンアリーナは代表戦を除いて渡米前の最後の公式戦のアリーナでした。バンバ率いる延岡学園に最後やられ準優勝で終わったウィンターカップから11年。日本に帰ってきて初の公式戦がバンバのいる鹿児島。なにか運命を感じました」と投稿。 渡邊がいう「バンバ」とは、延岡学園高校の留学生としてインターハイとウインターカップを制した経験を持つジュフ伴馬のこと。2人は2012年のウインターカップ決勝で顔を合わせ、渡邉が20得点12リバウンドと気を吐いたが、バンバは40分間フル出場し25得点16リバウンドと大車輪の活躍を見せ、延岡学園を頂点へと導いていた。セネガル出身の留学生は、同校卒業後に拓殖大学を経てプロ入りし、2022年に帰化。今シーズンからB3鹿児島へ移籍していた。 2人にとって12年ぶりの再戦となったゲームは、77-57で渡邉を擁する千葉Jに軍配。好スタートを切った千葉Jは、続く22日の横浜ビー・コルセアーズ戦も85-73で制し、3次ラウンド進出に王手をかけた。渡邉にとって“思い出の地”である広島グリーンアリーナで開催されている天皇杯2次Rも、残すところ1試合。明日23日は3次R進出切符をかけて、仙台89ERSと対戦する。
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