【NFL】新人CBミッチェルの挑発的な発言を高く評価するイーグルスのWRたち
フィラデルフィア・イーグルスはNFLで最新のトラッシュトーク好きコーナーバック(CB)を手に入れたようだ。現地4日(日)、イーグルスのワイドレシーバー(WR)デボンタ・スミスは練習中にベストを尽くしていたが、4月に行われたドラフトの全体22位で指名を受けたCBクインヨン・ミッチェルから小言を言われている。
スミスは報道陣に対して「実際に彼と対戦したのは今日が初めてだった。オープンになってボールをキャッチしたら、俺のルートはゴミだと彼に言われた」と明かした。
ミッチェルの大胆さは最初のオフシーズンプログラムの時点でイーグルスのワイドレシーバーたちの耳に届いていたが、それは彼らの神経を逆なでするものではなく、むしろその逆だと言えよう。
「俺は好きだけどね」と語ったスミスは「彼は最高だ。見ていて気持ちがいい。インサイドでプレーしたり、アウトサイドに出たりと、よく動き回っているから多才なんだけど、彼と対戦するのは楽しい」と続けている。
プロボウルに3回選出された経歴を持つA.J.ブラウンもミッチェルがおしゃべりであることをよく分かっており、スミスの気持ちに共感しつつ、ミッチェルはプロの世界でも“動じていない”とつけ加えた。
『NBC Sports Philadelphia(NBCスポーツ・フィラデルフィア)』によると、ブラウンは「これがキャンプでの戦いだってことは理解しているけど、突き詰めていくと俺は単に9月にプレーするときのために彼に準備させようとしているだけだし、それは続いていくはず」と話したという。
「すでに言ったように、彼は引き下がらない。一度も引き下がったことがないし、それこそ俺が見たい姿だ」
「それと、これもすでに言っているけど、俺からすると、誰かが向こうでキャンキャン言っていると練習がすごく面白くなる。そういうのが俺を奮い立たせる。日々の練習は長いから、ボールをキャッチしないとかそういうことがあったら、ただ練習をこなすだけでは物足りない。向こうにも競争心のあるやつが欲しくなる。他のやつがそうじゃないって言っているわけじゃないけど、(ダリウス)スレイのことは俺もそうだけどみんな知っているだろ。あいつはあまり何も気にしないし、どんなことでも笑い飛ばしてしまう。でも、Q(ミッチェル)は集中していて、自分の話をするんだ」