「役割重すぎる」名将モウリーニョがボールボーイに“メモ”を託す! 異例の行動が話題に「紙に何が書いてあった?」
残り時間10分を9人で戦う
指揮官が異例の行動に出た。 ローマは現地時間12月10日、セリエA第15節でフィオレンティーナとホームで対戦し、1-1でドロー。この試合でジョゼ・モウリーニョ監督が、驚きの方法で選手に指示を与えた。 【動画】モウリーニョがボールボーイにメモを託す 開始5分、ローマはロメル・ルカクがヘディングでネットを揺らして先制。しかし、64分にニコラ・ザレフスキが2枚目のイエローカードを受けて退場となると、その2分後には同点に追いつかれる。迎えた87分には、ルカクが危険なタックルで一発退場。残り時間を9人で戦うことを余儀なくされた。 その後、プレーが切れた場面でモウリーニョ監督が動く。戦術指示を書いたメモを近くのボールボーイに託し、GKルイ・パトリシオまで届けさせたのだ。 イタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』によると、「モウは2度目の退場の後、特別な方法で“発言”した。ボーベとエル・シャーラウィがピッチに入ったため、不利なコーナーでの配置を指示したのだろう」と、メモにはコーナーキック時の対応について書かれていたのだという。 これにはSNS上でファンからも「その紙に何が書いてあった? 私には理解できなかった」「日本じゃ批判になるかも」「ボールパーソンの役割重すぎる」「おもろすぎる」「さすがモウリーニョ笑」といった声が上がった。 ローマは、指揮官の“異例の指示”のおかげもあってか、7分のアディショナルタイムを含めた残り10分あまりを、2人少ない状態で何とか耐え抜き、勝点1を獲得した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部