レアルにムバッペ合流なら攻撃力は恐ろしいレベルへ リーグ奪還へライバルのバルセロナは対抗できるか
アンカー、左ウイングなどが補強ポイントに
すでにラ・リーガ制覇を決めているレアル・マドリードは、今節グラナダにアウェイで4-0と勝利。一部の主力を休ませながらの勝利で、層の厚みを証明するゲームだった。 さらに来季からは、ここにパリ・サンジェルマンを離れるFWキリアン・ムバッペが加わるのではないかと予想されている。これはスペインの他クラブにとって脅威だろう。 ライバルのバルセロナはどう動くべきなのか。9日には17歳のDFパウ・クバルシが2027年まで契約を延長したが、バルセロナは今季ブレイクした若手選手たちを軸にチームを組み立てていくべきだろう。FWラミン・ヤマルはエースになるべき逸材であり、MFフェルミン・ロペス、ペドリ、ガビが万全ならば中盤の創造性はトップレベルだ。 物足りない点があるとすれば、セルヒオ・ブスケッツの後継者が定まっていないアンカー、ベテランとなったFWロベルト・レヴァンドフスキの負担を軽減できるセンターフォワード、右のヤマルに比べると少々おとなしい左ウイングの補強か。 ムバッペ合流ならばレアルのレベルが一段か二段アップするのは確実で、得点力も飛躍的にアップするだろう。ライバルのバルセロナがどう対抗するかがポイントになるが、今夏にどこまで準備を進められるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部