大谷の今季6号は規格外 打球速度は自己最速191キロ、同僚からは「巡航ミサイル」の声
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)は23日、敵地で行われたナショナルズ戦で2試合連続本塁打となる6号ソロを放ち、チームの勝利に貢献した。右翼席上段に飛び込んだ会心の一打は、初速の打球速度が時速118・7マイル(約191キロ)と、過去に在籍したドジャースの選手の中でも最速となる強烈な一打となった。 【写真】9回、2試合連続本塁打となる6号ソロを放つドジャース・大谷 米大リーグ機構(MLB)では「スタットキャスト」と呼ばれる高精度のデータ解析システムを使い、打球の速度や飛距離などを瞬時に計測。各選手のデータを公表している。MLBの公式サイトは「大谷がキャリア最速の本塁打を記録」との見出しで速報。記事では「スタットキャストが2015年にデータ追跡を開始して以来、ドジャースの選手が打った最も強烈な本塁打だった」と指摘した。 さらに記事では「人生で見た中で最も遠くまで飛んだトップスピンのボール」と話すドジャース三塁手のマンシーや、「(打球が)巡航ミサイルのようだ」という中堅手のアウトマンの談話などを紹介した。