ゾウリムシ→肉球!? ソールのデザインがあっぱれ! プーマ「シャドウキャット ニトロ ディスク」
【塩田】 アッパーがソフトなシューズでありがちなのは靴の中で足が必要以上に動いて暴れてしまうことなんですけど、僕の感覚では全く暴れなかったです。おそらく、トウの白いパーツがスイング中の足の動きをしっかり受け止めてくれる構造になっているのだと思います。
これは肉球?いやいや、「プーマの目」です…
【桂】 前作は“ゾウリムシ”のようなデザインのアウトソールでしたけど、今作は“肉球”みたいな形をしていますね。 【塩田】 いいところに気づきましたね。今回のクリーツ(ソールのポイント)は、プーマのロゴマークのモデルとなった「ピューマ」の目の形を意識したデザインになっているそうです。スパイクでも、スパイクレスでもないようなデザインですけど、このクリーツが芝をしっかりと噛んでくれる。スパイクで感じるような鋲の突き上げ感が無いことも良い点です。
【桂】 前作よりもアウトソールの突起は出ていませんが、グリップ力はしっかりあると思いました。 【室井】 私は正直、スイング中の安定感は前作の方が高く感じました。それでも、歩きやすさだと圧倒的に今作ですね。18ホール歩いても疲れにくいと思います。シューズにしっかり感を求める方だと物足りなさを感じるかもしれませんが、個人的には今作のほうが好きです。
日本人向けの3E(広め)設計がうれしい
【塩田】 プーマのシューズの歴代モデルを振り返ると、履き口が少し狭かったりして履きづらさを感じるモデルもありましたが、今作は日本人の足に合いやすい3E設計になっているのが特徴です。そういったところも日本人の足を考えて作られています。 【室井】 私はいつも通りのサイズ感で「25.5cm」を選びました。個人的には足幅がやや広く、指周りの遊びが結構大きく感じました。インソールの土踏まず部分のアーチがあまり効いてないせいか、靴の中で足がやや滑る感じが気になったので、結構ダイヤルをタイト目に回してラウンドしていました。
【塩田】 私もいつも通りの「26cm」でした。 【桂】 私は足幅が狭めなので少しゆったり感じましたが、シューズ内でのズレはなかった。普段履いているゴルフシューズと同じ「27.5cm」を選びました。