安泰イメージの国家公務員「5人に4人」が再任用の事実…退職金は平均でいくら?民間企業と比較
退職金だけに頼りすぎない「老後生活」の資金準備を
今回は公務員の退職金や、企業に勤める会社員の退職金について確認していきました。 各調査データによると、国家公務員・大企業の会社員ともに「長年」勤めている人は、定年退職金として2000万円以上もらえる可能性が高いといえるでしょう。 しかし、退職金を受け取るには公務員や大企業に勤務していても「定年」まで勤務し続けることが前提条件。転職や早期退職を検討されている方は注意が必要です。 もし老後資金に不安があるのであれば資産運用を行うのも選択肢の一つといえます。2024年から新しくなった「NISA」や「iDeCo」といった非課税制度など、自分に合った方法で資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・人事院「2023年度 国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代) 実施状況」 ・人事院「国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)の合格者発表」 ・内閣官房内閣人事局「退職手当の支給状況」 ・東京都産業労働局「中小企業の賃金・退職金事情(令和4年版)」 ・厚生労働省 中央労働委員会「令和3年賃金事情等総合調査(確報)」 ・厚生労働省「退職給付(一時金・年金)の支給実態 」
西村 翼