特別国会招集 躍進の立憲民主 道内議員20人のうち新人3人含む12人 国民民主も1議席
HTB北海道ニュース
高橋海斗記者) 「午前8時です、いま国会議事堂の正門が開きました。当選証書を手にした議員たちが国会議事堂の中へと入っていきます」。 11日に召集された特別国会。先月の衆院選では道内でも立憲民主党が躍進し、道内議員20人のうち、新人3人を含む12議席を獲得しました。 立憲・新・西川将人衆院議員) 「基幹産業である農業、一次産業、ここをやっぱり元気にしていかなければ私たちの地域は元気にならないと思っています。この農業政策、まずは全力で頑張っていきます」。 立憲・新・篠田奈保子衆院議員) 「しっかりと働く人たちの賃金をあげるとか、生活の厳しい方々のところに支援が届く政策を実現するとか、そういうことをやっていきたい」。 立憲・新・川原田英世衆院議員) 「地球温暖化が現実になっている中でどのように地域の産業を守っていくのかということ。 農業漁業を続けられる環境整備は急務だと思っている」。 立憲・池田真紀衆院議員) 「やっと来ました」。 10日、一足早く議員会館を訪れた立憲民主党の池田真紀衆議院議員。 立憲・池田真紀衆院議員) 「名刺、名刺。昔のやつです。まだできないじゃないですか、これから発注なので、できないので、先に持ってきました」。 道5区から出馬し、選挙戦では、政治とカネの問題を厳しく批判。裏金問題の渦中にあった自民党の候補者を抑えて、初めて、小選挙区で当選しました。 立憲・池田真紀衆院議員) 「透明性のある政治活動を私たちからやっていくということかなと思う」。 2017年は比例で当選。前回2021年は落選。今回、国政に返り咲く形となりました。 厚生労働委員会に所属することが決まり、ソーシャルワーカーとして福祉の現場で働いてきた経験を活かしたいと話します。 立憲・池田真紀衆院議員) 「政権担当能力ということも含めて立憲民主党が大きくなった。北海道の厳しかった選挙区が全員当選して、そこがしっかり反映されることが、日本のこれからの大きな力になると確信している」。 自民・新・向山淳衆院議員) 「(傘は)自分でさします」。 こちらは自民党の新人、向山淳衆議院議員です。党に逆風が吹いた今回の選挙、道内選出の自民党の衆議院議員は10人から6人に減りました。このうち、向山さんは唯一の新人議員です。 自民・新・向山淳衆院議員) 「新人で若い、一番市民に近いところでの役割は大きいと思っていますので、当たり前の感覚を、古い政治をしっかりと打破していきたいと思っている。まずは地方創生、人口減少対策に取り組んでいきたい」。 小学1年生の娘の母でもある向山議員。これからは家族のいる函館と東京を行き来しながら、国政のために汗を流します。 自民・新・向山淳衆院議員) 「娘には負担をかけたりさみしい思いをさせることもあると思う。だからこそ娘に恥ずかしくない仕事をしないといけない。両立の悩みを抱えて生活しているのが実態。痛みを共有しながら支援策にも繋げていきたい」。 自公で過半数割れの衆議院、カギを握るのが国民民主党です。北海道からも元・党職員の臼木秀剛氏が1議席を持ちます。 国民民主・新・臼木秀剛衆院議員) 「皆さんの手取りを増やすということを第一に、国会でも活動していきますし、道内でも活動を展開していきたいと思います。先輩方にいろいろ教えていただきながら、政策の実現に向けて全力を尽くしていきたい」。
HTB北海道ニュース