松坂桃李主演の日曜劇場「御上先生」に吉岡里帆、櫻井海音ら8名 理事長役は北村一輝
松坂桃李が主演を務める日曜劇場「御上先生(みかみせんせい)」の新たなキャストが発表された。吉岡里帆、迫田孝也、臼田あさ美、櫻井海音、林泰文、及川光博、常盤貴子、北村一輝が出演する。 【画像いっぱい】担任は松坂桃李、高校生役のキャストたちはこちらから 同作の主人公は、東大卒のエリート文科省官僚・御上孝。官僚派遣制度によって私立高校・隣徳学院への出向を命じられた彼が、18歳の高校生を導きながら権力に立ち向かう様子が描かれる。松坂が御上を演じ、彼が担任になる3年2組の生徒役には奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、吉柳咲良、豊田裕大らが名を連ねた。 新キャストは、御上を取り巻く教師や官僚に扮する。吉岡は3年2組の副担任で、生徒からの信頼も厚い国語教師・是枝文香(これえだふみか)、迫田は3年の学年主任・溝端完(みぞはたたもつ)、臼田は生徒や教師たちの心のケアをする養護教諭・一色真由美(いっしきまゆみ)を演じた。 櫻井は文科省の後輩・津吹隼人(つぶきはやと)役、林は神出鬼没な男・中岡壮馬(なかおかそうま)役、及川は御上の上司で文科省初等中等教育局局長・塚田幸村(つかだゆきむら)役に。常盤がある出来事をきっかけに隣徳学院を去った元教師・冴島悠子(さえじまゆうこ)役、北村が理事長の古代真秀(こだいまさひで)役を担う。 プロデューサーの飯田和孝は「『御上先生』で生徒たちを輝かせる大人たちの弱さや葛藤、嫉妬、執念、さまざまな感情に、自身を投影して、共感していただけたら嬉しく思います」とコメントした。 「御上先生」はTBS系で1月に放送スタート。「新聞記者」の詩森ろばがオリジナル脚本を執筆し、演出は宮崎陽平、嶋田広野、小牧桜が手がける。 ■ 日曜劇場「御上先生」 TBS系 2025年1月スタート 毎週日曜 21:00~21:54 ■ 飯田和孝(プロデューサー)コメント 子供は大人の下に存在する、学生は大人の管理下にある、もちろん安全面など大体において正しいと思うのですが、欧米に比べてこの管理意識が異様に高いのが日本なんだそうです。18歳から成人とされたにもかかわらず、この構図は変わる気配はありません。そしてこの構図が、「人のせいにする大人」を生み出しているとさえ言われています。 このドラマで、御上先生に影響を受けるのは、29人の生徒だけではありません。登場する大人たちも、御上先生の「考えろ」という言葉に突き動かされていきます。学校、文科省、さまざまな場面で、御上先生の言葉を感じ、変化していきます。大人たちが、自分の弱さを認め、考えて、変化しようとする時、生徒と同じように大人も成長していきます。社会が抱える問題、私たち大人が見て見ぬ振りをしてきた問題に、この登場人物たちが向き合わせてくれます。 撮影が始まって2カ月弱、大人キャストの生徒を見る目は、子供に対しての目ではありません。一緒にシーンを構築していく俳優部として、切磋琢磨する仲間として、その場にいます。時にアドバイスを、時に場を和ませてくださる皆さんと生徒のシーンは、緊張感と温かさとが入り混じっている不思議な感覚があります。 「御上先生」で生徒たちを輝かせる大人たちの弱さや葛藤、嫉妬、執念、さまざまな感情に、自身を投影して、共感していただけたら嬉しく思います。 (c)TBS