落合博満氏 米移籍目指す菅野、青柳、小笠原に厳しい見方「まずは3人とも米国で野球ができるかが大前提」
現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が15日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。海外FAやポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す菅野智之投手(35)、青柳晃洋投手(31)、小笠原慎之介投手(27)について言及した。 【写真】巨人・桑田2軍監督 菅野智之がメジャーで活躍できる3つの理由 今季15勝を挙げたフォーム修正も解説 番組に出演した巨人OB会長の中畑清氏は、3人の中で注目する選手として菅野の名前を挙げ「いい年齢になっている。ラストチャンスだと思うんですよ。1年目にどれだけの結果を出せるか。出せれば2年目、3年目という流れをつくれると思う。彼が見せる覚悟を期待したいと思います。頑張ってこい」と球団の先輩として熱いエールを送った。 落合氏は「まずは3人ともアメリカで野球ができるかどうかが大前提です」と厳しい見方を示した。 その理由として「いくら自分たちが行きたいって言っても、獲るのは(メジャーの)球団ですからね。球団で手を挙げるところがなければ今までのところに帰ってきて野球をやるだけです。行ったら行ったで活躍してもらいたいと思います。だから状況次第ですよ」と解説した。