ギリギリ? 日本代表、当落線上のアジア杯メンバー(6)厳しい? 森保ジャパンのスタイルに合わず…。若手に譲る?
3月のFIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選に臨むサッカー日本代表メンバーが14日に発表される。先のAFCアジアカップ2023に出場した選手の中で、今回は現状当落線上にいる選手をピックアップして紹介する(成績は11日時点の『transfermarkt』を参照、三笘薫ら今季絶望の選手は選外)。
DF:谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール) 生年月日:1991年7月15日(32歳) 23/24リーグ戦成績:15試合0得点0アシスト 日本代表通算成績:26試合1得点1アシスト 2021年から継続的に日本代表メンバーに名を連ねている谷口彰悟は、今年1月から行われたAFCアジアカップ2023にも出場した。カタールのアル・ラーヤンでプレーする同選手の存在は、日本やヨーロッパでプレーする選手の慣れない環境への適応にも重要だった。 初戦のベトナム代表戦で好パフォーマンスを披露した谷口だったが、第2節イラク代表戦でのパフォーマンスは厳しかった。特に冨安健洋が出場している時間帯との差は歴然で、彼のプレースタイル的にもハイラインをキープして戦うのは難しい。この試合で序列を落としたのか、その後は出番が訪れることなく、後半途中から3バックを採用したバーレーン代表では町田浩樹が優先的に起用された。 このままチームとしてハイラインを継続して戦うのであれば、プレースタイル的にも谷口が今後も日本代表に名を連ねるのは難しいかもしれない。AFCアジアカップ2023はカタールのことを熟知していることもあって代表メンバーに選出されたが、他のベテラン選手が外れていることを踏まえれば、森保一監督はすでに2026年のワールドカップに目を向けている。その大会で谷口は34歳から35歳にかけての年齢であり、2年後を踏まえると新たな若手CBの招集を検討している可能性もあるだろう。
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