【びわこボート・GⅢイースタンヤング】関浩哉、宮之原輝紀らSG戦歴ある若者ずらり/総展望/16日開幕
ボートレースびわこ(滋賀県大津市)のGⅢ「第11回イースタンヤング」が16~21日に開催される。30歳未満のヤングレーサーの晴れ舞台であるプレミアムGⅠ「ヤングダービー」(9月。今年は群馬県・桐生で開催)へのトライアル競走。大阪支部以東(群馬、埼玉、東京、静岡、愛知、三重、福井、滋賀、大阪)の若手の勝率上位が出場し、優勝者はヤングダービーへの優先出走権を得る。第9回大会の覇者で今年のSGで表彰台に上った宮之原輝紀(東京)、昨年の第10回大会(愛知県・とこなめで開催)を制し、GⅠは3Vの関浩哉(群馬)、同じくGⅠV歴がある板橋侑我(静岡)、昨秋のSGダービーで優出の吉田裕平(愛知)など、世代間の出世争いで先頭集団を走る面々がVを争う。 【ボートレース】イースタンヤング出場選手【表】
SG戦歴のある強豪ずらり
若手限定のGⅢ戦だが、SG戦線でも活躍する顔が数多く居並ぶ。 中でも、近況の勢いが著しいのが宮之原輝紀(東京)だ。今年は3月の戸田クラシックでSG初優出。3着で表彰台に上り、東都の若きエースとして大いに名を売った。 5月には地元平和島GⅡでも優出(3着)を果たし、特別戦線の主力としての地位を築きつつあり、同世代の中では一つ抜けた存在になっている。本大会は2年前の第9回大会で優出1号艇でVも果たした。加えてびわこは、2021年のルーキーシリーズでVを飾っている実績水面。2度目の大会制覇へと突き進む。
連覇を目指す関浩哉
大会覇者といえば、関浩哉(群馬)は前回の覇者。こちらもV有力候補の一人だ。18年のGⅠヤングダービーの覇者でもあり、今年1月の「ボートレースバトルチャンピオントーナメント」で3度目のGⅠVを飾った。実績は参加メンバー中で突出している。連覇を果たしても何ら不思議はない。
GⅠ戦2Vの板橋侑我
GⅠの戦歴なら板橋侑我(静岡)も負けていない。21年に地元浜名湖の周年記念でGI初優勝。23年には鳴門周年記念も制してGⅠ戦2Vの肩書は、この世代ではピカピカに輝く。持ち前のスタート力は秀逸を極めており、得意の速攻劇で戦線をけん引しそうだ。